2020年10月26日

譲らなければよかった

この山の崖は景色が良くてちょっとした名所。

展望台に出ると風が気持ちいい。

先には望遠鏡が設置されている。
自分の家はあっちの方角かな、なんて考えながら近づくと同じタイミングで一人の男が近づいてきた。

「あ、お先にどうぞ」

『ありがとうございます』

男は身を投げた。

あの時譲らなければよかった。

全身に痛みを感じながら俺は後悔している・・・

 

 

先に逝かせたヤツがクッションになったのか・・・
posted by こうちゃん at 11:28| Comment(0) | 事故系怖い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

雑居ビルのエレベーター

運送会社の配達員をしていた頃の話。
いつも通り昼間の配達にまわっていた。

それは繁華街の路地裏にある、築うん十年も経ってるであろう古くて人気もない雑居ビルに行った時のこと。

真夏だったし割と上階へ登らなければいけなかった為、つい怠けてエレベーターを使おうとした。
ボタンを押すと、すぐ扉は開いた。

すると、突然女性が酷い顔をして「うわあああ」狂った様に叫びながら飛び出してきて、思わず後退りした。
その女性はそのまま繁華街へと走って消えた。

何だろう、ヤクザに酷い事でもされたか?ラリってるのか?
こんな湿っぽい雰囲気のビルだ、中で何がやってるかわからない…。

恐る恐るエレベーター内を覗いて確認するが何も無い。
階段から人が降りてくる気配も無い。

不気味だな、さっさと荷物置いて出よう。
そう思いながらエレベーターに乗った。

 

 

 

そのエレベーターの中のボタンには「閉」のボタンしかなかった。

つまり、外から誰かがボタンを押さないと、エレベーターから出れなくなってしまった・・・と?

 
posted by こうちゃん at 11:27| Comment(0) | 事故系怖い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

かくれんぼ

「もうすぐご出棺なんだからじっとしてなさい!」
おじいちゃんのお葬式が退屈だったから
同い年ぐらいの親戚の子たちとかくれんぼしてたら
お母さんにひどく怒られた。
親戚の子と言っても大勢いて
何回か会った子もいたけど全然知らない子もいた。
他の子も怒られてる。
みんなでしゅんとしてたらバスがやってきた。
「うちは兄弟だけで10人もいる大家族だからね。バスで火葬場までいくんだよ」
ってお母さんは言う。また怒られるといやだから素直にバスに乗った。
一人だけバスに乗らないおばさんがいる。
なんかあわてたように誰かの名前呼びながらそこら中走り回ってた。
でもバスは出発しちゃった。

お葬式っていっつもこんななのかなぁ?
僕らにはじっとしてろと言うくせに
大人は大騒ぎするから嫌いだ。
なんでお葬式にでただけなのにお巡りさんにいろいろ聞かれるんだろう。
火葬になったおじいちゃんの遺骨が2人分あったとか、
そんなことボクに言われても分けわかんないよ。

 

 

 

かくれたまま焼かれてしまったんだね・・・
posted by こうちゃん at 11:16| Comment(0) | 事故系怖い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なんていうかバラバラに・・・

駅での出来事。

最近残業続きで寝不足気味だった俺は、ある日気付くとホームで寝転がってしまっていた。
まわりにいる人たちが迷惑そうな顔で俺を見下している。
中には罵声を浴びせてくるやつもいた。
だが俺は、猛烈な睡魔に勝てずに寝続けていた。

そんななかで一番失礼な態度だったのは、何とも駅員の野郎だった。
めんどくさそうに声を荒げて野次馬を追い払うと、俺の顔をひっぱたきこう言いやがった。

「おい!生きてんのか?何か喋れ。名前は?」

むかついた俺は目を閉じ寝たふりして無視してやった。
するとどうだ、こいつは俺の髪の毛をつかんで無理矢理引き起こしやがったんだ。
つい口をついて「痛えな髪引っ張るじゃねえよ」とつぶやいたが、駅員は無造作に俺の頭をバケツみたいなものにつっこみやがったんだ。

中には何か硬いものが入っていて、目のうえを少し切っちまった。
これにはさすがに俺もキレた。
文句付けてやろうと何があたったのかよく見てみると、それは見慣れた俺の腕時計だった。

 

 

 

−−−−

 

これ、確実にバラバラになってるの、

語ってる当人ですよね・・・

事件やぁ
posted by こうちゃん at 09:43| Comment(0) | 事故系怖い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

粉塵・・・爆発!?

俺の、同棲してる彼女の話だよ。
彼女は物理学を専攻している大学院生。凄く優しくて健気な娘なんだ。
俺がどんなに酔っ払って暴力を振るおうと、彼女の大事にしてるものをぶっ壊そうと文句一つ言わない。
本当に、我慢強くて優しい娘だよ。それどころか、彼女は俺を凄く愛してくれてる。

俺が物凄く短気な性格だから、この前彼女はライターをプレゼントしてくれた。
イライラしたら煙草を一服吸って落ち着いてね!! って。
な? 優しい子だろ?

さっき、彼女は俺の大好物のホットケーキを焼いてくれるっていって、たくさん小麦粉を買ってきてくれた。
買い込みすぎだろwww っていうくらい、大量の小麦粉を。
しかも、買い過ぎで持ち運べなくて床に落としちゃってるの。袋が破けて小麦粉が部屋中に飛び散って、何か物凄く煙たくなってる。
彼女は慌てて、「雑巾買ってくる。」とか言って外に飛び出して行っちゃうし。うん、ドジなところもまた可愛いんだよ。

……それにしても、ちょっと遅いな。雑巾一枚買って帰るのにいつまで掛かってるんだよ。
イラつくぜ。……おっと、イラついちゃ駄目だ。ここは落ち着かなくちゃな。

 
 

 

−−−−−
 

落ち着くためにライターに火をつけたら??
 

そりゃ粉塵爆発でしょうと
posted by こうちゃん at 09:42| Comment(0) | 事故系怖い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月23日

全部実物を語りか

昨日は海へ足を運んだ
今日は山へ足を運んだ
次はどこに運ぼうか……
頭を抱えて悩んだ
実は昨日から手を焼いている
…案外骨が折れる

重い腰を持ち上げた
電話が鳴っている
友人に頼むむねを確認し明日までには終わらせようと腹をくくった

 

 

−−−−−

 

この運んでるのって・・・
全部実物のボディ&パーツのことですよね。

ダメだってば運んじゃ
posted by こうちゃん at 14:31| Comment(0) | 事件系怖い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月02日

降りなければよかった

ある家族が妻の実家に遊びに行くために田舎までのバスに乗っていた。
山のふもとあたりまできたときに、子供が「おなかへった」とだだをこね始めたので、しょうがなく途中のバス停で降りて近くの定食屋で食事をすることにした。
食事が終わり定食屋に設置されているテレビをふと見ると、さっきまで家族が乗っていたバスが落石事故で乗員全員死亡というニュースが流れていた。
そのニュースを見た妻は、「あのバスを降りなければよかった…」と呟いた。
それを聞いた夫は、「何を馬鹿なことを言っているんだ!」と怒鳴ったが、
すぐに「あぁ、なるほど。確かに降りなければよかった…」と妻の意図に気づく。
posted by こうちゃん at 14:12| Comment(0) | 事故系怖い | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする